マンボウの飼育などで知られる三重県志摩市の「志摩マリンランド」が、営業を休止することを29日発表しました。約50年の歴史に幕をおろします。
三重県志摩市にある「志摩マリンランド」を運営する、「近鉄レジャーサービス」は、29日、水族館の営業を3月31日で休止することを発表しました。
志摩マリンランドは1970年に開館。
水族館のシンボルである“マンボウ”が見られる水族館として多くの人に愛されてきました。
しかし、水族館の建物や設備の老朽化が著しく、これ以上の維持管理が困難と判断し、営業の休止を判断したとしています。
最近の入場者数は、2016年度は16万4千人でしたが今年度は、10万4千人の見込みと、落ち込んでいました。
2001年には、上皇ご夫妻が水族館を訪問されたことも。
当時開催されていたのは「ハゼ」の企画展。
ハゼは、上皇さまが長年研究されている魚で、水族館の魚を熱心にご覧になっていました。
近鉄レジャーサービスは、今後、飼育されている動物については、営業休止後も飼育を行いながら、複数の施設に受け入れを依頼する協議を進めていくとしています。
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