1:首都圏の虎 ★:2019/12/20(金) 10:49:11.11 ID:Ejill6uc9.net
親と同居する30代の女性は、20代からうつ病でひきこもり状態だ。このため年約78万円(月約6万5000円)の障害年金を受給していたが、新しい担当医の診断書の影響で年金支給が止まってしまった。困り果てた61歳の母親は、ひきこもり家庭の家計相談などにのる社会保険労務士に相談した――。

「長女の障害年金の支給が止まってしまい、困っています……」

30代ひきこもりの長女をもつ母親(61・主婦)から、筆者に相談の電話がありました。

「長女の障害年金の支給が止まってしまい、とても困っています……」

母親は涙声で訴えてきました。これはただ事ではないな。筆者は直感的にそう感じました。後日あらためて時間を取り、面談でしっかりとお話を伺うことにしました。

面談当日。訪れた母親の顔色は悪く、憔悴していました。不安で今にも押しつぶされそうな雰囲気です。事情を把握するため、母親からお話を伺うことにしました。

毎月5万を貯蓄し、35年間で2100万を貯めるつもりだったが……

ひきこもりの長女は20代の頃からうつ病で障害基礎年金2級を受けていました。しかし、3度目の更新で不支給決定になってしまったそうです。精神疾患の方の場合、1~3年ごとに更新のために担当医に書いてもらった診断書を自治体の年金窓口などに提出します。診断書の内容によっては不支給決定になってしまう、つまり障害年金が一時停止されてしまうということがしばしばあります。

長女は障害年金で将来のための貯蓄をしたり、通院代や薬代、嗜好品の購入に充てたりしていました。障害基礎年金2級は年額で約78万円、月額にすると約6万5000円になります(※)。

※相談当時、障害年金生活者支援給付金制度は始まっていませんでした。

長女は5万円を毎月貯蓄し、35年間で2100万円を貯めるつもりでいました。親の援助がなくても2000万円以上の貯蓄ができる。それだけが長女の唯一の心の支えであり、希望でもありました。しかし、障害年金が支給停止されたため、長女の貯蓄計画は頓挫し、心の支えを失ってしまいました。

「長女は障害年金のほとんどを銀行の自動積立で毎月貯蓄をしてきましたが、それができなくなってしまいました。将来のお金の不安と障害年金が止まったショックで通院もやめてしまいました」

母親は続けました。

「長女はこのままずっと障害年金がもらえないのでしょうか? もう駄目なんでしょうか? 夫(62・会社員)は『仕方がない。もうあきらめろ』といって話も聞いてくれません……」

母親はうつむき涙を流しました。

新しい担当医の診断書の内容は長女の症状を正確に反映していない

しばらく時間がたつのを待って、筆者は言いました。

「このままずっと障害年金がもらえないと決まったわけではありません。再び障害年金の2級に該当するくらいの症状になれば、手続きをすることによって障害年金の支給が再開されることもあります。ですが、3度目の更新で不支給決定になったということは、ご長女の症状は治療のかいあって軽くなったということなんでしょうね」

すると母親はすぐに反論をしてきました。

「いえ。長女の症状は以前とまったく変わっていません。それなのに、更新の診断書の内容は長女の症状をあまり反映していないようなのです。長女本人がそう言っていました」
「そうなんですね。なぜそのように思われるのですか?」
「今までの先生は長女の話をよく聞いてくれました。家での様子やつらいことなどの話を長女から上手に引き出し、それを理解してくれたのです。しかし、その先生は高齢のため病院を辞めてしまいました。そして別の新しい先生に変わりました」
「なるほど。その新しい先生はどのような方ですか?」

母親は新しい先生に会ったことがないので、長女が受けた印象を語ってくれました。

「新しい先生は男性で30代と若く、問診などは事務的で冷たく感じたそうです。そのため、長女は『あの先生は話しづらい』とよくこぼしていました」

※全文はソースで
https://president.jp/articles/-/31629

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